共和大学からのお知らせ

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那須塩原市議員との意見交換会「なしおふれあいトーク」を実施しました

シティライフ学部では、11月24日(水)に、那須塩原市議員と本学学生とがまちづくりについて意見交換を行う「なしおふれあいトーク」を実施しました。
この会は、本学シティライフ学部においてまちづくりについて学んでいる学生が多いことから、那須塩原市議会からの依頼を受け、実施したものです。
今回は、「那須塩原駅周辺のまちづくりについて」というテーマで、オンライン会議ソフトであるZoomを用いて、本学と那須塩原市をつないで意見交換を行いました。本学からは1~4年生で参加を希望した学生14名が出席しました。学生は、オンライン上で3つのグループに分かれ、それぞれの数名の議員の方と、自己紹介と意見交換を行いました。

意見交換では、まず、那須塩原駅の西口エリアのまちとしての印象や課題について学生の考えをもとに20分ほど議論をしました。次に、今後の西口エリアのまちづくりの方向性について、景観、観光、生活利便性、若者を対象とした施設立地などの観点から、議員の方に様々な提案を行いました。
学生からは、現状について、「駅周辺は自然が豊かで落ち着いた雰囲気があるものの、店が多くなくどちらかというとさみしい印象である」「高さ制限がなされているため、見通しが良く山並みもよく見える」といった考えが出されました。
次に、今後の方向性について「産業と観光の両立が達成されるようなエリアにした方がいい」「ホテルは難しくてもログハウスを利用した小規模な宿泊施設は建設できるのではないか」「若者や子育て世代に訴求できる施設をつくる」「鉄道やバスの時間待ちのための足湯の設置」「駅前で牛乳が飲めるコーナーを設けたりして、生乳生産量本州一であることを観光客に印象づける」といったユニークなアイデアが出されました。

学生は前日に山形議員・中里議員にご案内いただき、那須塩原駅前を視察し、地域に対する理解を深めてから、意見交換会に臨みました。
那須塩原市議会議員の方と意見交換をすることで、まちづくりや地元について考える貴重な機会となりました。