校章(シンボルマーク)について
2006年4月、宇都宮共和大学への名称変更に際し、校章を制定し、在学生・卒業生、そして関係者すべてに対し、本学の教育の指針・理想の象徴とします。
総論
豊かな感性と健全な社会性とのバランスの取れた、優れた人間性と、あふれる進取の精神を持った、個性が光る人材育成のフィールドを象徴します。
全体のフォルム
大学名に冠した「宇都宮」の「宇(ウ)」を、エンブレム調にデザインしました。左右対称の造形は、全人教育によるバランスの取れた人間性育成を象徴します。
スミレの花について
菫(スミレ)は厳寒に耐えて滋養を蓄え、早春、真っ先に花をつけます。西欧では、「春をよぶ使者」として人々に喜びをもたらし、多くの歌曲や絵画のモティーフにもなっています。宇都宮共和大学では、学校法人須賀学園の草創期からの伝統があり、一般社会に羽ばたく直前の貴重な4年間の、新たな人生への幕開けにふさわしいフィールドの象徴として、スミレをシンボルマークに取り入れました。
色彩について
金…冷静に自分を見つめる確固たる信念による自己発見を象徴します。
白…知識を習得して自分を 「自分色」に染める自己啓発を象徴します。
緑…豊かな感性と個性をもった、人に愛される自己創造を象徴します。
紫…自分の行動に自信の持てる、社会に有為な自己実現を象徴します。
「K」の字体について
宇都宮共和大学の「共和」の頭文字です。共和とは、「共にあい和して事のあたる(共同和合)」。中国の古典「史記」に登場する言葉です。教職員、学生が共に理想に向かって切磋琢磨し、豊かな社会創造に取り組もうという意思が込められています。
曲線…現代社会のあらゆる現象に柔軟に対応する姿勢を象徴しています。
円形…温故知新をモットーに進取の精神をもった社会に有為な人材の育成を象徴しています。