平成29年度第2回「親子遊びの会」を開催(7月12日)
本学子育て支援研究センターによる「親子遊びの会」では、就学前(0歳〜6歳)の幅広い年齢の子どもと保護者が一緒に活動します。遊びの支援、親子関係の支援、家族同士の繋がり作り支援を目的に、教員と学生がさまざまな遊び・活動を企画しています。
平成29年度第2回(7月12日(水))は、初めて平日に開催しました。34家族74名、未就園の子どもたち(4ヶ月〜3歳)が大勢参加され、大盛況となりました。
「身近な素材で遊ぼう!」をテーマに、新聞紙プール、感覚遊びや牛乳パックトンネルなどのサーキット、風船、布遊び、音遊び、おままごとなど、手作りの遊びがたくさん! 親子は思い思いのコーナーを回って遊んだり、学生による大型絵本『だるまさんが』の読み聞かせを楽しんだりしました。
後半、保護者の方々は子どもの年齢で2グループに分かれ、教員を交えて懇談を行いました。イヤイヤ期や遊び、生活習慣についてなど、質問や意見交換がなされ、時間が足りないくらいでした。
保護者の方からは、遊びについて「手作りおもちゃが良かった」「学生と遊んでいるときにとても楽しそうだった」、懇談の時間については「みんな同じような悩みを抱えていると感じられた」「専門の先生に相談できる場がありがたかった」との感想をいただき、また平日開催を希望する声も多数寄せられました。
この日は教員7名と乳児保育演習?を履修している学生37名が参加しました。
ふだん乳児期の子どもたちと関わる機会の少ない学生たちにとって、準備から試行錯誤の繰り返しでしたが、子どもたちの楽しむ姿に「頑張って良かった」という声が聞かれました。授業での振り返りでは、自分たちが想定した以外にも多くの遊び方があること、子どもの主体性をそがない関わり方を大切にしたいこと、月齢に合わせた援助や配慮への気づきなどを共有し、実践を通した貴重な学びとなりました。